JAPAN LIVE YELL project Washi+Performing Arts? Project vol.7 パフォーマンス作品2本立て公演「Kaji / 楮」「人造自然」/2023.9.11-16

台湾の気鋭のアーティスト LIU YEN CHENG とマカオ出身の CHAN CHI CHENG、そして東京・高知在住のアーティストが集い、和紙の原料である楮や、和紙の素材そのものに焦点を当てた新作パフォーマンスと演劇作品を披露します。パフォーマーや俳優が劇場を飛び出し、風情ある木造校舎の元小学校・長い歴史を持つ神社の舞台や古民家でのツアー公演を行います。この魅力ある場所で、独創的な2作品をお楽しみ下さい。

イベント情報

会場・開催日時

柳野公民館(いの町小川柳野850-1)
9月11日(月)①開場 10:30|開演 11:00 ②開場 15:00|開演 15:30

八代八幡宮(いの町枝川八代)
12日(火)開場 18:30|開演 19:00
13日(水)①開場 13:00|開演 13:30 ②開場 18:30|開演 19:00

赤れんが商家(香南市赤岡町772−1)
15日(金)①開場 13:00|開演 13:30 ②開場 18:30|開演 19:00
16日(土)開場10:30|開演11:00

※各回約30名を予定
※14日(木)は休演日

料金

前売・当日一般:2000円
高校生以下・シニア(65歳以上):1000円
未就学児:無料

予約方法

①氏名 ②枚数 ③日時 ④チケットの種類(一般、高校生以下・シニア、未就学児) ⑤電話番号 を以下のいずれかへご連絡ください。

  • メール washiplustheater@gmail.com
  • ショートメッセージ 090-9775-9504
  • LINE(ID検索 @642unvdj またはQRコードから友達追加してください)

Kaji/楮

演出:石山優太
参加アーティスト:石山優太・井上貴子・原啓太・浜田あゆみ
写真:緑の草木の中にある大きな木の根。

Director’s note

今回の作品づくりは大きく2つのアプローチからスタートしました。

一つはタイトルにもなっている楮(コウゾ)に対するアプローチです。
コウゾは土佐の言葉で「カジ」「カジクサ」と呼ばれます。和紙の原料として知られているこの植物は何を好み、どう生きているのか。

もう一つは、今回の公演の会場となる、3つの「場所」へのアプローチです。
元小学校の講堂だった公民館。地歌舞伎の奉納舞台を併設する神社。村長の家として、造り酒屋として、時には靴屋として、村の中心にあった商家。
劇場ではない歴史あるこれらの「場所」でどういった作品ができるのか。

これらの2つをリサーチしていく上で、浮かび上がったキーワードが人間の「手」でした。「手をかける」「手を施す」「手助け」などなど。

楮は人間の手がないと生きられないと言われています。沢山の人が手を掛け、作られる和紙は、現代の大量生産・消費の波に逆らって、いまその価値を見出そうとしています。そして、3つの場所もまた、人の手によって守られ、存続し、歴史を繋いでいます。

楮を通して場所を感じ、場所を通して楮を感じ、そして人を感じる。

そんなあたたかい作品がお届けできたらと思っています。

「人造自然」Artificial Nature

作・演出:LIU YEN CHENG
出演者:CHAN CHI CHENG 他
写真:木の根っこを抱きかかえた人

Director’s note

「自然」と「人工」という言葉の間で、人間の自尊心が顕著になり、自然を超えようとする現象が起こっています。この状況をどう受け止めるかが重要です。

しかし、自然は生命や山、海、大地、気候など、この世のありとあらゆるものを含んでおり、人工は自然界で自然に形成されなかったもので、人間が生み出したものを指します。

過去、私たちは自然から生まれ、今ここに存在しています。将来、私たちも自然に還ります。実際、すべてが自然の一部なのです。私たちも自然の一部です。

私たちの周りで何を感じるのでしょうか? 音、動き、色、光、またはすべての生命でしょうか。おそらく、すべてのものには2つ以上の側面が存在するでしょう。私たちは支配しようとする一方で、同時に畏敬の念も抱きます。しかし、すべてが終わった後、自然に還るのでしょうか?

いずれにせよ、私たち人間もやがて自然に還るのです。実際、知覚できるものだけが全てではなく、むしろ感覚が重要かもしれません。

          Artist Profile

LIU YEN CHENG

大身體製造創設者兼アーティスティック・ディレクター。1986年台湾南投市生まれ。国立台北芸術大学大学院舞踊研究科卒業。芸術活動の核となる哲学「誰も身体を持っていない」「すべてが物質である」という概念に基づき、存在、混沌、持続可能性、現実と幻想といった問題に長期的に焦点をあてている。

Access

柳野公民館

いの町小川柳野850−1

  • 県交北部交通バス 柳野駅から徒歩3分
  • 車をご利用の方は、高知自動車道伊野ICから国道194号経由で約40分

※柳野公民館は敷地内に駐車場がありますが、道が狭いのでお気をつけください。ご予約時駐車場のご案内をいたします。

八代八幡宮

いの町枝川八代 八代八幡宮

  • とさでん交通伊野線 八代通駅から徒歩18分
  • 車をご利用の方は、高知自動車道伊野ICから約2分

赤れんが商家

香南市赤岡町 772-1

  • 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線のあかおか駅 徒歩7分
  • 車をご利用の方は、高知龍馬空港から県道14号で約10分

Credits

舞台監督・音響:相川貴
音楽:大村太一郎

主催:高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)、Washi+、La forêt(ラ・フォレ)、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会

企画制作:Washi+、La forêt(ラ・フォレ)

協力:特定非営利活動法人すてきなまち・赤岡プロジェクト、八代青年団、柳野地区会、ふれあいの里柳野、高知大学教授 田中求、鹿敷製紙株式会社、Masumi Rodriguez、Elena Kirby、大身體製造、PROJECT ZERO、領木隆行、大村菜穂子、北岡竜之、槌谷大作

後援:高知県教育委員会、いの町教育委員会、(一社)高知県製紙工業会、高知県​手すき和紙協同組合​

統括プロデューサー:浜田あゆみ
制作:山浦日紗子

制作補佐:内田海宇・池田綾(Washi+)、辰己ゆり(Spoon)、古谷亜沙美(奏華舎)
日英通訳:太田瑞穂、原啓太
記録映像:志和樹果、羽屋戸橋道
チラシ写真・記録写真:深田名江
チラシデザイン:立木幹生

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会 事業名: JAPAN LIVE YELL project

令和5年度第73回高知県芸術祭協賛行事

JAPAN LIVE YELL
文化庁