プログラムは、映像鑑賞(30分)後、インドネシアにいるアーティストとオンラインで繋ぎ、バックステージツアー&質疑応答タイムを設けました。バックステージツアーでは、アーティスティック・ディレクターのRiaさんより、人形や小道具の説明のほか、アーティストのスタジオや創作環境を見せていただきました。
今回の上映会は、高知県立美術館ホールへの来場者に加え、オンラインでの参加者もいらしたため、トークの際は会場内に通訳が行き交い、オンラインで参加された様々な国の方からの感想や質問を聞くことができ、大変有意義な国際交流の場となりました。
アーティストから作品テーマの説明などもあり、小さなお子さんには難しいと思われる場面もありましたが、一生懸命に話を聞きながら質問してくれたり、英語を真似てみたりする子どもたちの姿がありました。
子供たちはそれぞれの視点で作品を感じ取ってくれたように思います。
今後もオンライン配信の可能性を模索していきます。
2021年7月25日(日)開場13時 開演13時30分(所要時間約90分・内上映30分)
高知県立美術館ホール
大人73名、子供42名、オンライン参加25名(国内他オランダ、ブラジル、ハワイ、アジア圏など)
Artist Profile
ペーパームーン・パペット・シアター Papermoon Puppet Theatre
ペーパームーン・パペット・シアターは2006年ジョグジャカルタを拠点に、イワン・エフェンディ(美術家、パペットデザイナー)と マリア・トリ・スリスチャニ(イラストレーター、作家、役者)により創立。カンパニーのメンバーたちは、風変わりで一見イノセントなパペットを用いて、アイデンティティと社会の問題を問う作品を創作している。また、公演のみならず、インスタレーションや展覧会、ワークショップなども世界中で行っている。2015年、2017年に高知県立美術館主催のアーティスト・ イン・レジデンス事業にて作品創作、公演を行っている。
Credits
主催:La forêt(ラ・フォレ)
共催:Just Time
助成:(公財)高知県文化財団文化事業、(公財)高知県国際交流協会
協力:Washi+、Spoon、Equivalent
後援:高知県教育委員会、高知市教育委員会
映像製作:Papermoon Puppet Theatre
オンライントーク協力:PestaBoneka.com、Citraweb、Citranet、Citrahost
通訳:原啓太
記録写真:深田名江